美濃加茂市N様邸の再生リフォーム、外壁を仕上げています。
自然塗料のブラックで塗装された腰杉板の上部は漆喰仕上げです。
真っ白な漆喰と黒の腰板は互いに引き立て合い、素敵な外観が出来上がってきました。

さすが漆喰は良い。個人的にホントに好きだなぁ、と思う。


裏側にあたる外壁は以前のままの形を残したくて漆喰を塗り替え、下部は状態も良いのでそのまま残すことにしました。
モルタル左官仕事で化粧に仕上げているのですが、一部は戸を変えたことにより補修が必要でした。
熟練の左官職人さんにより見事に再現され、今では表に出る事も少なくなった左官の技を披露してもらいました。

内部も徐々に出来上がってきました。師走の忙しさ真っ最中です。

築50年の家再生リフォーム
この仕事にかかる前施主様のおっしゃった
「どうしても、この家を壊すことはできなくてね…。」
という言葉。
はかり知れない思い出は私達にはとうていわからないけれど、
棟梁の心意気で
解体時にはずした梁を テレビ台に、
玄関框を 壁見切りと笠木に、
新しいけれど懐かしいくつろぎの空間、製作中です。

11月吉日、12月に建て方を予定している美濃加茂市K様邸の地鎮祭を行う事が出来ました。
工事の安全と、この土地でK様邸が安泰して豊富に暮らしていけますようお祈りいたしました。

とってもかわいいお子様も一緒に参加です。
夢のある素敵なお家を心に抱いている施主様に、今回も全力で棟梁共に尽くさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします!

リフォーム中の美濃加茂市N様邸、外壁は腰板を自然塗料のブラックで仕上げています。
上は漆喰で仕上げる予定、古民家調の和の雰囲気です。

リビングのキッチンカウンターとパソコンデスクには厚さ7センチの杉一枚板をつかいます。
一枚からパソコンデスクとその脚材、キッチンカウンターを切り使いします。

時間に迫られながらも妥協を許さない山千造建、棟梁の家造りです。

再生リフォーム、手ごわく思うように進みませんが今は全室の床を杉板で貼り終え、窓枠、戸枠を作製してとりつけています。
杉ほど色々な表情を持った木は無いと思うほど、同じ木であっても挽く場所により表情が違います。
そこが、面白みがあり 杉の良い所なんだろう
この木目の、この色、この表情をもった板はこの部屋に…
この部屋はわざと節目を出した板でいくか…
木目のおとなしいのは、あの部屋に…
急ぎ足ながらも
せっかく違う表情をもってるのだから・・・と
大工のセンスがこんなところに出てきます。

今日は安田昌孝講師による”税理士起業者向けセミナー”を山千造建で行いました。
損保ジャパンの斎藤氏によるイベント”マニcafe”主催です。

参加者11名、皆さん経営に関して非常に真面目で勉強熱心です。
講師の安田先生も親しみやすくお話してくださり,皆さんペンをとりメモされていました。

セミナー後はランチをいただいてもらいました。
話も弾み、やる気とパワーと人間性を学べる素敵なトーク会になりました。
今回も出会いと気づきと繋がりのある時間が過ごせたことに感謝します。

夏休みの作品が”ものづくりコンテスト”にでて岐阜県で優秀賞をいただきました。
中1では椅子も同じく優秀賞、中2では惜しくも県の表彰まではいきませんでしたが家の模型が地区表彰され、中3で今年”石畳み工法の小物入れ箪笥”が優秀賞でした。
全国にはいけなく残念でした・・・。最優秀賞の生徒さんの作品はアイデアがあり素晴らしく今後の目標になったようです。
3年間の夏休みの作品づくりは父の応援があってのものです、本人も頑張りました。
なかなか褒められることのない我が子ですが、これで自信を付けてくれると良いなっ。