昨日、今日とお地蔵さんの社の刻み仕事をしています。

社は化粧で見えるものなので、刻み仕事も更に丁寧で繊細な仕事になります。
この仕事に入る前にいつもに増してノミやカンナの研ぎを丹念にしていた棟梁ですが、仕事を見ていると刃物の切れ味が物をいうんだということがわかりました。
蟻継ぎ、鎌継ぎなどの継ぎの仕事を丁寧正確にすることで仕上がった時の柱のつなぎの部分が微妙なズレもなくきれいに仕上がります、焦らずじっくり取り組む姿を見て楽しんで作業をしているように見えました。