〈余談〉

19年間使ってきたオーブンレンジがどうやら壊れたようです・・・。古い電化製品は電気の消耗も大きいだろうし電気代もかさむのはわかっているのですが、使えるのにどうしても捨てられなく使い続けてきました、心もない電化製品なのですが私としては自分で欲しくて買った思い出の品、当初3万円位だったと思います10代の私には大きい買い物だったように思います。でも寿命なのでお疲れ様と心でねぎらいながら捨てなくてはなりません。そして、この炊飯器も20年前に購入した物です、家族皆が最近「ご飯がまずい。」と言い始めました。これももう寿命で捨てなくてはならないか・・・、何か悲しい気分なのは私だけなのでしょう。新しく替えて電気代がどれだけ変わるか、ご飯がどれほどおいしくなるかは楽しみですが。




今日の棟梁はリフォーム中のお家のドア枠のカンナがけです、削りものは仕事の中でも一番しんどい作業だそうです。
作業を終えた夕方はカンナの研ぎをしていました。薄くペラペラになるまで使っている3過程の砥石達は「なかなか気に入った砥石には出会えないから・・・。」と大切にされています。
最終の仕上げに使う砥石は一番減りが少ないのですが、26年の大工人生で3つ目だそうです。
こうして道具を大切にしている棟梁はさすがだといつも感心します。