昨日から着工が始まった美濃加茂N様邸リフォーム工事です。
解体していくと地梁という10m以上ある太い丸太梁と、奉納棟札と記されている木札が見えてきました。
そこには51年前に建築した棟梁の名前から左官屋さんの名前、当時中学生だったという施主様の名前まで協力者の名前がありました。
丁寧に造られた貴重な家屋です。

この家を大切に思い、古きを活かした改装を希望されている施主様の思いを受け継ぎ改装させていただきます。


50年以上の時を経た立派な地松の梁は今も強硬さを保ってまだまだ丈夫な家屋であり続けます。


漆喰の壁は今にも受け継がれる最良の壁とされています。
この壁も残したい・・・そう思いました。左官の技術で補修して残して行きます。

まだまだ明日からも解体です。丈夫に造ってあります、そう簡単には壊れません。